今回は「励ましたい人」も「励まされたい人」も
沢山の言葉の中から何故
「良い励まし」「悪い励まし」
になるのか案内していきます。
そういや「頑張れ」ってあまり言っちゃいけないって聞いたことがある!
そうだね!精神的に疲れている人にはNGと言われているね
なぜNGなのでしょうか?
どんな励ましの言葉があるのか、そこからも考えていきましょう!
良い励まし
先程の「頑張れ」ですが、シンプルですが確かに応援している気持ちを伝えれる素直な言葉です。
しかしながら、既に一生懸命頑張っている人に「頑張れ」は精神的な痛みやプレッシャーを与える可能性があります。
だからこそ、その時々言葉を選ぶ必要があるのです。
なるほど・・・
その他にどんな言葉があるのか紹介していきます。
応援しています
まさに「頑張れ」の変りとなる言葉ですが、プレッシャーを与えてしまうこともあるので、プレッシャーに強い人には良いですね。
負けないで
今から頑張る人向けで、先程の「頑張れ」と同じように使えます。
しかしながら、同じくプレッシャーを与えてしまうかも?
となれば、次!
無理しないで
まさに、今「頑張っている」人に向けてです。
できる限り寄り添うように声をかけましょう。
「頑張っている」人に「頑張るな」って言えないですからねぇ。
私は
「無理をしすぎないで」
と伝えています。
あなた(君)なら大丈夫
これは、その人の背中を押したいときに伝える言葉です。
あまり親しくない人には使えないですが、その人の頑張りや努力を一緒に見てきた人に言われると大きな励ましとなるでしょう。
ただし、少し注意が必要な言葉でもあります。
相手が、「無理」「逃げたい」の状態の時には逆に追い詰める可能性があります。
励ますあなたから見た「大丈夫」の根拠!が必要です。
相手が自身に満ち溢れるような伝え方が必要ですね。
他にも言葉は色々とありますが、次の段落ではやりがちな、「頑張れ!」以外の悪い励ましを紹介していきます。
悪い励まし
「励ましたいっ!」の気持ちは分かるのですが、相手には伝わりにくい場合があります。
なぜ伝わりにくいのか、何故悪いのか紹介していきます。
- 「昔はもっと・・・」や「私の時も大変だった・・・」
と、自分の話を例題にして話す。
寄り添っているように感じますが、結果自分の自慢話になったり「私の方が大変だった!」だけが言いたいだけになってしまいます。
相手の話を聞く機会も失ってしまい、結果「だからあなたも出来るよね」になってしまいがちで注意が必要です。
- 「みんな経験してきた」、「みんな同じ」
ついつい、元気づけようとして言ってしまいがちですが、「辛さ」の感じ方は人それぞれ!
違う受け取り方をすれば「それくらい我慢して」と言ってるのと同じです。
- アドバイスをしてしまう
悩みを聞くと、励ますつもりが「解決しなくちゃ」が表に出てくることがあります。
ときには、良いことになるのですが、殆どの人が共感が欲しいだけだったり、よかれと思ってしたアドバイスは「余計なお世話」になってるかも・・・
一番の良い励まし
基本的に「良い励まし」は寄り添っている状態だということです。
言葉だけでなく、何も言わずに「側にいる」だけでも励ましになることもあります。
私個人が一番のオススメで良いと思っている励ましは、
「自分を励ます」
ことだと思っています。
自分を励ます
自分の気持ちに寄り添い、自分の気持ちを知り、自分の気持ちを認め、そして受け入れることです。
人を励ます時も、自分を励ます時も、まずは客観視してみましょう。
その言葉や行動がその人の励ましになるのか、間違って伝わった時にはさらに寄り添う必要があります。
「励まし」に限らず、間違って伝わってしまった時には、寄り添う気持ちが必要ですね
私の好きな言葉の一つに
アンパンマンの作者、やなせたかしさんの言葉があります。
「人生は喜ばせごっこ」
小さいお子様にも伝わるよう「ごっこ」という言葉を使われているのが更に良い♪
人を励ますのも、力になりたいと思うのも、その人の笑顔が見たいから、喜んでもらいたいから♪
さぁ、素敵な言葉で励ましてみましょう!
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