お金のことを勉強しよう!
と、FPの勉強をする人が増えているようです。
そのFP資格にも色々とありますが、
CFP資格って、「世界が認めるプロフェッショナルFPの証」で、FPの頂点とも言えるもの!
とあります→CFP®資格とは? | 日本FP協会 (jafp.or.jp)
ねえねえ、FPの頂点ともいえるそのCFPって稼げるの?
実際、CFPがあればFP1級の学科も免除になる資格だけど・・・
役立つのか?稼げるのか?お伝えしていきますね。
これから勉強する方たちへのご参考になれば幸いです。
【CFP】は役立つのか?役立たないのか?いきなり結論
結論からいえば、CFPの資格を持っていても大きなメリットを享受することはできません。
資格保有者の私が言うのですから、間違いないです(笑)
その理由を案内していきますね。
役立たない?
就職・転職について
CFP資格をもっていても有利に働くことはないようです。
簿記や英語能力(TOEIC等)の方が全然有利です。
ある企業だと
フォロワー〇万人の方を優先します!
なんて時代になってます。
転職時に金融機関や不動産関連の仕事の場合、2級(AFP)以上で
勉強されてるんだなぁ~
くらいの感覚です。
ただし、それよりも証券外務員や宅建資格の方が業務に必要なので有利かと思います。
受験者を確保するために「就職や転職に有利」とかありますが、
それだけを信用すると痛い目をみることになるかもですよ。
独占業務について
弁護士、税理士、社労士等の資格のように、CFP資格を持っていることで、
この仕事が出来る!
がありません。
ですので、CFP資格だけで独立するのは難しいとされています。
最近は、弁護士さんでも資格があるだけじゃ独立はしんどいようですが・・・
独立する為には、資格以外にも沢山の要素が必要となるということですね。
収入について
これについては一概に言えないので難しいのですが、
所属する会社によっては、資格保有者には給料が上がる会社もあるようです。
私自身も、AFP資格時代にセミナーの依頼を受けたので、多少のメリットはあったのかとも思えます。
ただ、同僚や知人の中には全く何も変化がないって人もおられます。
継続教育について
FP1級・FP2級等の国家資格で、資格をとってしまえばランニングコストはかかりません。
合格後は、自分で最新の情報を勉強するだけです。
しかし、AFP・CFPは年会費が掛かるうえに資格更新(2年更新)の為に勉強が必要です。
民間資格のAFP、CFPは取ったら終わりではないのですね!
CFPの場合は年会費20,000円で、更新の為の勉強が30単位必要で会員誌で計算すると900円X10回=9,000円必要なんですよ。
計算すれば、年間24,500円は必要となります。
逆をいえば、24,500円で最新の情報を知識として得ることが出来ます。
役立つ?
信用について
お客様の信用を得ることが出来ます。
ただし、知っている人限定ですので役立つとも言い難いですが・・・
そういえば、以前同僚と一緒にお客様の所へ訪問した際に「あんたも早よAFPなりや」と言われたこともありましたね!
そうなんだぁ~www
同僚が焦って訂正をしてくれていましたが、お客様からするとA>Cとなったようです(笑)
信用は資格だけでは無いのは当たり前かとも思いますが、一応お伝えしておきます。
仕事の依頼について
これは、あくまで推測となりますのでご了承ください。
AFPの頃からセミナー講師の活動はしていたのでCFPだからなのか?依頼されてる側なので分かりません。
学生や保護者向けの奨学金やマネーセミナーはCFPだからなのかと思います。
しかしながら、現在はコロナ禍となり殆どないですけど・・・
少し、コラムの依頼がありましたがお知り合いだったので資格は?です。
と、収入のところでお伝えしたようCFPだからと言って特別扱いされてるとは、さほど感じてません。
実用性について
ほとんどが、ここに集約されています。
案件にたいして細やかな話をしたり、勉強したことを発揮する時が、たま~にあります。
勿論、所属される業種や会社によって頻度は変わるでしょうが、CFPやFP1級の知識が必要な案件はそう多くはないかと思います。
ですが、勉強しておいて「良かった」「助かった」と思ったことは何度もあります。
まとめ
先に結論を言っていたのでお分かりかと思いますが、CFP資格だけでは大きなメリットはそんなにありません。
就職にせよ、収入にせよ大きな期待を持っているとエライ目にあいます(笑)
ただ、ここまで勉強した!と自信に繋がるのは間違いなくあります。
何よりも、上級資格があると分かっていたら取りたくなっちゃったんですよね。
高い山に登りたくなるのと同じ感覚ですかね。
山登らないですけど・・・
受験に際して必要な、勉強時間と受験料!
しっかりと、自分に問いかけてくださいね。
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