【考えすぎる】の解消法!心理カウンセラーが解説!! : お金と心のささやき部屋
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【考えすぎる】の解消法!心理カウンセラーが解説!!

考える 女性 窓際 動きたくない
UnsplashAnthony Tranが撮影した写真
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良く相談にも来られますよね

【考えすぎる】は、疲れたりコントロール出来なくなったりするケースがあるからね!

そういえば、前にも『○○すぎる』に問題があることが多いって言ってたね

そうだね!

『考える』ことと『考えすぎる』ことは違うから注意が必要だよ

【考えすぎる】とはどんな状態?

まず、【考えすぎる】状態とは、ある問題や状況に対して余分な心配や過度な思考を行いすぎることを言います。

『考える』は、前向きに思考を働かし、次の行動を見つける行為となりますが、『考えすぎる』は、思考がグルグルとしている状態です。

いわゆる、適切な範囲を超えて問題や状況を考えてしまう状態ですね。

そして、【考えすぎる】は不安やストレスを増大させることがあります。

なかには、そんな自分を否定してしまったり・・・

まずは、【考えすぎる】について知ってみましょう

【考えすぎる】のメカニズム

では、何故?【考えすぎる】をしてしまうのか、そのメカニズムを解説していきます。

これらが全てのメカニズムとは言えないですが、下記メカニズムは相互に関連し、一つの要因が他の要因を引き起こすこともあります。

過度な心配

【考えすぎる】の背景には、通常、過度な懸念や不安があります。

個人が、過去や未来、現在の出来事に対して不安を感じると、その不安に対処しようとして考え込んでしまうことがあります。

過去の経験の影響

以前の経験やトラウマが、現在の状況に対する考え方に影響を与えることがあります。

過去のネガティブな経験が、類似した状況に対して過度に警戒する原因となることがあります。

認知の歪み

認知の歪みは、情報を取り込む際に生じる心理的な歪みです。

例えば、問題や状況を過大評価し、それが致命的であるかのように考えてしまい、【考えすぎ】のメカニズムに関与することがあります。

意識コントロールの欠如

【考えすぎる】ことで、思考のコントロールが難しくなっている状態です。

意識的なコントロールが効果的に行えない場合、ネガティブな思考が増幅される可能性があります。

「脳」や「気持ち」に疲れがたまっている状態ですね。

【考えすぎる】ことから抜け出す方法

ここからは、【考えすぎる】ことから抜け出す方法をいくつかご案内していきます。

完璧な答えを求めない

これが、できれば1番早いです。

確かに、『リスク』に対して真摯に向き合い『考える』ことはとても大切です。

ただ、どれだけ思考を張り巡らせたとしても、リスクはゼロにはなりません。

考えすぎて行動が出来ない!そんな時には、
「とりあえず、やってみる」
の精神で、経験したことを学びに変えて、成長するのです。

前向きに行動をした時には、後悔が少ないと言われています。

問題解決のアプローチ・優先順位付け

問題に対処する際には、自分が経験した思考でしか考えが出ません。

自分以外の人だったら?やひねくれ者だったら?等の思考でアプローチを変えてみるのも一つの手段です。

でも、その思考が出ない!の時には、具体的なステップを踏んでいくことが大切です。

問題を細分化し、小さな目標に分割して解決に取り組むと、全体が扱いやすくなります。

多くのことを同時に考えすぎてしまうこともありますので、タスクを優先順位付けし、一つずつ進めることで、焦りや混乱を軽減できます。

思考停止・情報の制限

【考えすぎる】は、知らない間にネガティブな情報ばかりを集めてしまうこともあります。

また、ネガティブ思考がとまらなくなったり、悲観的な予測が続くことがあります。

そんな時には、『制限』を上手く使うことをオススメします。

「インターネットで今日は検索しない」
「悩むのはあと10分」
「あと5分したら、切り替えて行動しよう」等々

【考えすぎる】に『制限』をかけて考えを切り替えてみましょう。

逆転の発想

【考えすぎる】から抜け出せず、ネガティブ思考ばかり続くことがあります。

同じ考えるなら、ポジティブに切り替えてみましょう。

特に、失敗したイメージが先行する時には、成功したイメージを想像してください。

ちなみに、ポジティブなイメージを持って行動すると成功しやすくなり、ネガティブなイメージを持って行動すると失敗しやすくなることを「ワレンダ効果」と言います。

物理的な行動

一般的な言い方に変更すると『リフレッシュ』する為の行動です。

ストレスを感じている時には、感情を抑圧したり行動が鈍くなったりします。

時には、感情を表現することで、心の重荷を落とすことができます。

また、適度な運動は、ストレスホルモンの分泌を抑制し、気分を改善するのに役立ちます。

散歩、ジョギング、ヨガなど、気軽にできる活動を選びましょう。

他にも、マインドフルネス(瞑想)は、現在の瞬間に注意を向け、過去や未来の心配から離れることを助けます。

静かな場所で呼吸法や瞑想を行うことで、心をリラックスさせることができます。

単純に『別のことに集中』が出来れば【考えすぎる】から抜け出すことができます。

まとめ

なるほどね~

最初に言ってたように『○○がすぎる』が問題なんだね

まずは、自分が考えすぎていることを知ることからですね。

それが【悩み】になってしまい、日常生活にまで支障がでるようになれば問題だね

以前に【悩み】解決について書いたブログもあるので、そちらもご参照ください

客観的に自分を見ることが出来ると、『考えている』のか『考えすぎている』のか見分けることができます。

これは、ほとんどの『悩み』についても言えることでもあります。

じっくり考えることは大切ですが、自分自身をコントロールできる範囲にしたいですね。

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この記事を書いた人
鶴園 広伸

つるちゃんこと、鶴園広伸と申します。
FP1級・CFPのファイナンシャルプランナーで心理カウンセラーです。
日本ではお金のことや、心のことを学ぶ機会が少なく感じます。
その学びの一つになれれば幸いです。
自分自身の経験から、様々なカウンセラーに会いに行く事になり、自身もカウンセラーを目指すこととなる。
現在は、保険の代理店営業の傍ら、FPとしてマネーセミナーや心理学を活かした企業・団体等のセミナーや研修活動をしております。
恋愛・子育て・夫婦・人間関係・モチベーションアップ等に役立てれるよう、様々な所でセミナーやご相談をしておりますので機会があれば一度ご参加ください。

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