【がん保険】必要?不必要?保険営業マンとがん患者(お客様)の声! : お金と心のささやき部屋
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【がん保険】必要?不必要?保険営業マンとがん患者(お客様)の声!

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良く話題となる【がん保険】って必要?不必要?

昔は私「必要ない!」と言ってましたが・・・

普段は販売もしている「がん保険」について。

がん保険は必要?不必要?


【絶対に必要か?】と問われると、間違いなく私は「いいえ」と答えます。

結論だけ言えば、
お金に余裕があれば必要はないです。

どのくらいの資金が必要なのか!

では、不必要で良いのか?

私の経験からすると
必要とする人と必要ではない人に分かれます。

だからこそ、知って欲しい
どんな人には必要とされ
どんな人には不必要なのか!

がん保険とは

まず、がん保険とは、がんと診断された時、入院や手術・抗がん剤や放射線治療等を受けた時にお金が貰える【がんの備えに特化した】保険です。

逆をいえば、原則として「がん」以外の病気ではお金が貰えない保険です。

日本におけるがん保険の世帯加入率は、66.7%と半分以上の世帯ががん保険に加入しています。

※出典:生命保険文化センター/2021(令和3)年度「生命保険に関する全国実態調査」(2021年12月発行)pressR3.pdf (jili.or.jp)

じつは、がん保険は加入率も半分以上となっていますが、世界的には珍しい保険なのです。

日本では半分も加入してるのに、珍しいって何か不思議!

がん以外では役に立たない、世界的にも珍しい保険、なのにがん保険に加入する理由から考えていきましょう。

がん保険に加入する理由、加入しない理由

一番多い加入する理由としては、「2人に1人はがんになる」と言われているからかと思います。

日本人が一生のうちにがんと診断される確率は(2018年データに基づく)
男性65.0%(2人に1人)
女性50.2%(2人に1人)
出典:最新がん統計:[国立がん研究センター がん統計] (ganjoho.jp)
となっていますので、加入する理由としては分かります。

もし、ガンになったら・・・

の、不安が大きいですものね

しかし、日本には健康保険という皆保険制度があるので公的な保障だけで十分なのでは?
が加入しない理由となるのが多いです。

公的は制度に中には、高額療養費制度によって負担を軽減するものもあります。

高額な医療費を支払ったとき | こんな時に健保 | 全国健康保険協会 (kyoukaikenpo.or.jp)

結論!【がん保険】はいるの?いらないの?

がんになる確率は高い!

でも、お金はそんなにかからないのでは?

となりますが、
いつ【がん】になるのか?
【がん】になった時の治療方法や仕事への影響は?

なので、
残念ながら一概に、必要・不必要は判断できないのです。

しかしながら、必要性が高い人・必要性が低い人はあるのでそれぞれご案内させていただきます。

がん保険の必要性が高い人

・がんに罹患した場合の経済的損失が大きい人

当然ながら、治療方法等によって変わりますが経済的な不安が大きい人も保険をご検討ください。

・身内でがんに罹患した人がいる

すべてのがんでは無いですが、遺伝性の高いがんはいくつかあります。

一般的に遺伝性が高いとされる遺伝性腫瘍症候群の家系には、次のような特徴があります。

  • 若くしてがんに罹患した方がいる
  • 家系内に何回もがんに罹患した方がいる
  • 家系内に特定のがんが多く発生している

くわしくは、こちらで→がんと遺伝|がん研有明病院 (jfcr.or.jp)

ちなみに、厚生労働省はたばこと食べ物の影響が大きいと発表しているので、喫煙者と正しい食生活をされていない人も必要かも知れませんね。

がん|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

がん保険の必要性が低い人

基本的には必要性の高い人の逆となりますが・・・

・貯蓄が十分にある人

当然はがら、保険は経済的損失をカバーするのものですから必要ないですね

・がんと闘いたくない、または闘う必要が無い人。

罹患された年齢や周りのご家族が許してくれないとか問題はありますが・・・

私もあまりに高額な治療になるようならがんと闘うつもりはないです。

・がん保険以外の保険で備えがある。

所得が減ったときの所得補償保険や、働けなくなった時の就業不能保険等、経済的な不安がなくなるならがん保険も必要は低いと思います。

昔に比べて公的保険にて治療ができるようにもなりましたが、免疫療法やゲノム解析からの治療等新たな治療方法もあり、まだお金もかかる治療もあります。

若い時に必要だったけど、もう不必要と判断したら解約するのも考えの1つかと思います。

がん患者(お客様)の声

保険はあくまで、経済的損失をカバーするものです。

保険屋さんの私が言うのもなんですが・・・

全てを保険でカバーする必要もないです。

以前は必要ないと言ってた「ガン保険」ですが、最低限の準備はあっても良いかな?と今は思えます。

そう思えたのは、お客様からの声をいただいてからです。

ガンに罹患されたお客様から、お手紙やお電話を頂戴することがあります。

その時に「ガン保険」に入ってて良かったの声が多く、心を打つお手紙もいただきました。

その当時を振り返って書かれたその手紙には、
当然ご家族に対する思いや不安、今後の治療やお仕事のこと・・・

その時に「金銭的な不安」を和らげてくれたり、考える必要がなかったからとのお声を頂戴した時に少し私の考え方も変わりました。

今は、不必要とは思わなく、最低限の準備があった方が良いとも思えます。

その人やご家族の考え方、医療に関する知識、健康保険等の国からの補助や支援。

全てを聴いて、知っていただいた上でご検討していただければ幸いです。

ご相談が必要でしたら、お問い合わせからご連絡ください。

お金
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この記事を書いた人
鶴園 広伸

つるちゃんこと、鶴園広伸と申します。
FP1級・CFPのファイナンシャルプランナーで心理カウンセラーです。
日本ではお金のことや、心のことを学ぶ機会が少なく感じます。
その学びの一つになれれば幸いです。
自分自身の経験から、様々なカウンセラーに会いに行く事になり、自身もカウンセラーを目指すこととなる。
現在は、保険の代理店営業の傍ら、FPとしてマネーセミナーや心理学を活かした企業・団体等のセミナーや研修活動をしております。
恋愛・子育て・夫婦・人間関係・モチベーションアップ等に役立てれるよう、様々な所でセミナーやご相談をしておりますので機会があれば一度ご参加ください。

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